平松さとし フランス現地リポート
プロローグ編

2016/09/04

いよいよ9月に入り凱旋門賞まで約1カ月となった。

今年は日本からマカヒキ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が参戦する予定。同馬はすでに決戦の地となるフランス、シャンティイに入っている。
ヨーロッパ最大のレースだけあって、今年もかの地のトップクラスの馬たちが名乗りをあげている。
ドバイシーマクラシックでドゥラメンテを破ったポストポンドはその後も英インターナショナルS勝ちなど連勝を6に伸ばし、ブックメーカー各社の前売りで1番人気に推されている。
他にも英愛ダービー勝ちのハーザンド、英牝馬2冠馬でその後、古馬相手にG1を連勝中のマインディング、同じシャンティイ競馬場で行なわれた仏ダービーや仏オークスの勝ち馬アルマンゾル、ラクレソニエールなどなど。今後も各馬の動向からはますます目が放せなくなっていくことだろう。
当覧では現地フランスからそういった動きやもちろんマカヒキの情報もリポートしてお届けする予定でいる。凱旋門賞まで約1カ月の長丁場、お付き合いいただくことになるが、まずは今週末に行なわれる前哨戦を楽しみにしたい。マカヒキが出走するニエル賞のほか、古馬のフォワ賞、牝馬のG1ヴェルメイユ賞など、本番に直結する前哨戦の情報をお楽しみに!!
                                                                                

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