平松さとしドバイ現地リポート 第1回

2016/03/22


現地時間3月22日、早朝。決戦の地となるドバイ、メイダン競馬場で日本の各馬が調教をおこなった。
途中から雨も強くなる天候で、速い追い切りをした馬は皆無。どの馬も軽めのキャンターで明日以降の追い切りへ向けて調整される形だった。

 
ダートコースに入れられたのはドバイシーマクラシックに出走するドゥラメンテ。多少チャカチャカする素振りをみせたようだが、体は休み明けだった前走時より絞れている模様。
同じくドバイシーマクラシックに出走するラストインパクトは芝コースでキャンター。首を低くして良い走りをみせた。

 
これもまたドバイシーマクラシックに出走するワンアンドオンリーとアルクォーツスプリントのベルカントは同オーナーということもあり一緒に馬場入り。ともにダートコースでキャンター。
ドバイワールドカップに挑戦するホッコータルマエが馬場入りする頃にはかなりの雨足になった。それでも同馬がドバイに来るのはこれが3回目ということもあり全体的に落ち着いている雰囲気だった。

 
ドバイターフのリアルスティールは矢作芳人調教師が見守る中、ダートコースで調整された。


またこの日は武豊騎手が成田から、ミルコ・デムーロ騎手が関空からそれぞれ現地入り。
武豊騎手が「2年ぶりでダートに戻ってから乗るのは初めてなので楽しみ」と言えば、デムーロ騎手も「ドゥラメンテはビッグチャンスなので待ち遠しい」と目を輝かせて語った。