2007年 第68回 菊花賞

今年は、H16年以来3年ぶりの“ダービー馬不在の菊花賞”となります。ここ2年間の菊花賞戦線は、春に二冠を制したディープインパクト(H17年)、メイショウサムソン(H18年)が話題の中心となっていました。しかし、今年は、牝馬でダービー馬に輝いたウオッカが秋華賞へまわり、皐月賞馬ヴィクトリーとダービー1番人気フサイチホウオーが秋初戦の神戸新聞杯で敗れるなど、混戦ムードとなっています。果たして、“戦国・菊花賞”を制すのはどの馬でしょうか。

注目馬情報

| ドリームジャーニー | ロックドゥカンブ | ヴィクトリー | アサクサキングス | フサイチホウオー | アルナスライン |
| サンツェッペリン |

ドリームジャーニー 牡3歳 栗東 池江泰寿調教師 父:ステイゴールド 母:オリエンタルアート

昨年の最優秀2歳牡馬ドリームジャーニー(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、前走の神戸新聞杯(JpnII)で今季初勝利を挙げました。同馬の父ステイゴールドは、H9年の菊花賞で8着に敗れましたが、3歳秋以降に実力を発揮しGIで4度の2着を記録。引退レースとなったH13年香港ヴァーズ(7歳時)で悲願のGI制覇を成し遂げました。ドリームジャーニーは昨年の朝日杯FSですでにGIを制していますが、父のようなタフな走りを披露しGI2勝目を飾ることができるかどうか。なお、同馬は410キロ台の軽量馬で、前走の馬体重(416キロ)で比較すると、542キロのアルナスラインとは約130キロの体重差があります。ちなみに父ステイゴールドも410〜30キロ台の小さな馬で、菊花賞当日は422キロ(前走比+10キロ)でした。

ピックアップレース
2007. 9.23 神戸新聞杯(JpnII) 1着  

前走パドック
2007. 9.23 神戸新聞杯(JpnII) 1着  
直前追い切り
10.17 栗東
 

関係者インタビュー
池江泰寿調教師  
  武豊騎手  


ロックドゥカンブ 牡3歳 美浦 堀宣行調教師 父:Red Ransom 母:Fairy Lights

ニュージーランド産の○外ロックドゥカンブ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)が、牡馬クラシック初となる○外馬の優勝を目指します。同馬は9月29日生まれのため、レース当日の年齢は3歳0カ月23日で、2月16日生まれのフサイチホウオーとは約7カ月の差があります。また、ロックドゥカンブのデビューは3月17日と遅く、菊花賞はデビュー5戦目となります。同馬が菊花賞で優勝すれば、デビュー219日目での勝利は、2歳戦スタート以降、S22年ブラウニー(213日目)に次ぐスピード制覇。さらに5戦目での勝利は、レース史上最少キャリア優勝となります。果たして、ロックドゥカンブはキャリアの差を跳ね除け、菊花賞馬に輝くことができるかどうか。なお、今回、ロックドゥカンブの負担重量は、規程により2キロ軽減されます。
ピックアップレース
2007. 9.16 セントライト記念(JpnII) 1着  

前走パドック
2007. 9.16 セントライト記念(JpnII) 1着  
直前追い切り
10.18 美浦
 

関係者インタビュー
堀宣行調教師  


ヴィクトリー 牡3歳 栗東 音無秀孝調教師  父:ブライアンズタイム 母:グレースアドマイヤ

皐月賞馬ヴィクトリー(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、二冠制覇を目指します。同馬は春のクラシックでは田中勝春騎手が騎乗し、皐月賞優勝、ダービー9着の成績を残しました。今回は、秋初戦の神戸新聞杯(3着)に続き岩田康誠騎手が騎乗する予定ですが、さて、ヴィクトリーは距離が皐月賞(芝2000メートル)と大きく異なる菊花賞(芝3000メートル)を優勝することができるかどうか。ちなみに異なるジョッキーが騎乗しての皐月賞&菊花賞制覇は、史上初となります。なお、皐月賞馬は菊花賞で13勝の成績を挙げており、神戸新聞杯3着馬は昨年ソングオブウインドが優勝しています。
ピックアップレース
2007. 4.15 皐月賞(JpnI) 1着  

前走パドック
2007. 9.23 神戸新聞杯(JpnII) 3着  
直前追い切り
10.18 栗東
 

関係者インタビュー
音無秀孝調教師  


アサクサキングス 牡3歳 栗東 大久保龍志調教師  父:ホワイトマズル 母:クルーピアスター

ダービー2着馬アサクサキングス(牡3歳、栗東・大久保龍志厩舎)が、GI初制覇を目指します。ダービー2着馬は、3歳秋以降にGI初制覇を遂げるケースが多く、菊花賞ではダービー馬(8勝)を上回る勝ち星(10勝)を挙げています。アサクサキングスは、ダービー後、宝塚記念(GI)15着、秋初戦の神戸新聞杯(JpnII)では2着という成績ですが、クラシック最終戦の菊花賞で大旗を手にすることができるかどうか。なお、同馬には、今年ウオッカでダービー初制覇を遂げた四位洋文騎手が騎乗する予定ですが、Vなら、異なる馬による同一年の「ダービー&菊花賞制覇」は、史上初となります。
ピックアップレース
2007. 5.27 日本ダービー(JpnI) 2着  

前走パドック
2007. 9.23 神戸新聞杯(JpnII) 2着  
直前追い切り
10.18 栗東
 

関係者インタビュー
四位洋文騎手  


フサイチホウオー 牡3歳 栗東 松田国英調教師 父:ジャングルポケット 母:アドマイヤサンデー

皐月賞3着、ダービー7着のフサイチホウオー(牡3歳、栗東・松田国英厩舎)が、菊花賞で春の雪辱を狙います。フサイチホウオーは、ダービーで1番人気に支持されましたが7着に敗退。秋初戦の神戸新聞杯でも12着(1番人気)に敗れました。菊花賞では、前走フタ桁着順からの巻き返しVはありませんが、ダービー1番人気の実力を秋に示すことができるかどうか。
父親のジャングルポケットはH13年の菊花賞で1番人気で4着でした。
ピックアップレース
2007. 2. 4 共同通信杯(JpnIII) 1着  

前走パドック
2007. 9.23 神戸新聞杯(JpnII) 12着  
直前追い切り
10.17 栗東
 

関係者インタビュー
松田国英調教師  
  安藤勝己騎手  


アルナスライン 牡3歳 栗東 松元茂樹調教師 父:アドマイヤベガ 母:エラティス

骨折のため春のクラシックを棒に振ったアルナスライン(牡3歳、栗東・松元茂樹厩舎)が、菊花賞で春の無念を晴らすことができるかどうか。アルナスラインは、約7カ月ぶりの実戦となった京都大賞典(GII)で古馬と戦い僅差の3着に入っています。アドマイヤベガ産駒のアルナスライン(前走542キロ)は、500キロを超える大型馬で、父のアドマイヤベガはH11年の菊花賞で1番人気で6着に敗退しています。
ピックアップレース
2007.10. 7 京都大賞典(GII) 3着  

前走パドック
2007.10. 7 京都大賞典(GII) 3着  
直前追い切り
10.17 栗東
 

関係者インタビュー
和田竜二騎手  

サンツェッペリン 牡3歳 美浦 斎藤誠調教師 父:テンビー 母:プラントオジジアン

皐月賞2着、ダービー4着のサンツェッペリン(牡3歳、美浦・斎藤誠厩舎)は、皐月賞、ダービーに続きクラシック追加登録料(200万円)を支払っての出走となります。同馬の価格は100万円と言われていますが、すでに1億2911万5000円の賞金を獲得しています。さて、サンツェッペリンは、春のクラシック惜敗の雪辱を果たし、1着賞金1億1200万円を手にすることができるかどうか。ちなみに先日32歳で死亡した米国の歴史的名馬ジョンヘンリーは、1100$という安値で取引されましたが、GI16勝、米年度代表馬も2回受賞しました。日本では1000万円で落札されたテイエムオペラオーが世界1位となる18億3518万9000円を獲得しています。
ピックアップレース
2007. 1.14 京成杯(JpnIII) 1着  

前走パドック
2007. 9.23 オールカマー(GII) 9着  
直前追い切り
10.17 美浦
 

関係者インタビュー
斎藤誠調教師  
  松岡正海騎手  


調教映像

特別競走登録馬を中心に追い切り当日(水曜・木曜日)に公開。
また調教バックナンバーもご覧いただけます。
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プレイバック

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なお掲載しております出走予定馬・騎乗予定騎手は2007年10月14日の情報に基づいて制作しております。