2010年 第51回 宝塚記念

今年の宝塚記念(GI)には、GI4勝馬ブエナビスタ(牝4歳、栗東・松田博資厩舎)を筆頭に、“グランプリV3”を狙うドリームジャーニー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)、昨年のダービー馬ロジユニヴァース(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)、春の天皇賞馬ジャガーメイル(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)などGI馬が登録。春競馬を締め括るドリームレースにふさわしい豪華なメンバーとなっています。

注目馬情報

ブエナビスタ

牝4歳 栗東 松田博資厩舎 父:スペシャルウィーク 母:ビワハイジ

ブエナビスタ(牝4歳、栗東・松田博資厩舎)が、グレード制を導入した1984年以降、8頭目となるJRA・GI 5勝目を目指します。同馬は2008年阪神JF、2009年桜花賞、オークス、2010年ヴィクトリアマイルと、牝馬限定のGI を4勝していますが、牡馬相手の重賞でも2009年札幌記念(GII)2着、有馬記念(GI)2着、2010年京都記念(GII)1着、ドバイシーマクラシック(G1)2着と連対率100%の成績を残しています。果たして、ブエナビスタは、牡馬勢やライバルたちを破り勝利を飾ることができるかどうか。Vなら、牝馬の宝塚記念制覇は2005年スイープトウショウ以来5年ぶり3頭目、牝馬のJRA・GI V5は、ウオッカ(7勝)、メジロドーベル(5勝)に続き3頭目となります。ちなみに、前年の有馬記念2着馬の宝塚記念成績は13戦6勝、勝率.462となっています。


ピックアップレース 2010. 5.16 ヴィクトリアM(GI) 1着
2010. 2.20 京都記念(GII) 1着

前走パドック 2010. 5.16 ヴィクトリアM(GI) 1着

直前追い切り 6.23 栗東

関係者インタビュー 松田博資調教師
 

ドリームジャーニー

牡6歳 栗東 池江泰寿厩舎 父:ステイゴールド 母:オリエンタルアート

ドリームジャーニー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、昨年の宝塚記念で約2年6カ月ぶりのGI 制覇を達成。年末には有馬記念も制し、JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されました。宝塚記念と有馬記念は、出走馬がファン投票で決定することから“ドリームレース”と称され、スピードシンボリとグラスワンダーが3勝を挙げています。これまで宝塚記念を連覇した馬はいませんが、果たして、ドリームジャーニーは、これまでのジンクスを破り、史上初の宝塚記念連覇、さらに史上3頭目の“ドリームレースV3”を飾ることができるかどうか。また、同馬は、2歳時に朝日杯FS(GI)を制し、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞して以降、4年連続で重賞Vを記録。今年も重賞を制すれば、5年連続重賞制覇達成となります。


ピックアップレース 2010. 4. 4 産経大阪杯(GII) 3着
2009.12.27 有馬記念(GI) 1着
2009. 6.28 宝塚記念(GI) 1着



前走パドック 2010. 4. 4 産経大阪杯(GII) 3着

直前追い切り 6.23 栗東

関係者インタビュー 池江泰寿調教師
      池添謙一騎手  
 

ジャガーメイル

牡6歳 美浦 堀宣行厩舎 父:ジャングルポケット 母:ハヤベニコマチ

今春の天皇賞馬ジャガーメイル(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)が、GI 連勝に挑みます。同馬は重賞で惜敗が続いていましたが、9度目の挑戦にして初制覇を成し遂げました。過去10年間の宝塚記念上位馬の前走を見てみると、“春の天皇賞組”が圧倒的優勢を誇っており、5勝、2着6回の成績をマーク。春の天皇賞馬は6戦3勝、2着2回(勝率.500、連対率.833)の成績を残しています。果たして、ジャガーメイルは宝塚記念を制し、春の“中・長距離路線”の主役になることができるかどうか。なお、同馬には、引き続き短期免許騎手として参戦中のC.ウィリアムズ騎手が騎乗する予定です。


ピックアップレース 2010. 5. 2 天皇賞(春)(GI) 1着

前走パドック 2010. 5. 2 天皇賞(春)(GI) 1着

直前追い切り 6.23 美浦

関係者インタビュー 菅沼輝正調教助手
      C.ウィリアムズ騎手  
 

ロジユニヴァース

牡4歳 美浦 萩原清厩舎 父:ネオユニヴァース 母:アコースティクス

昨年のダービー馬ロジユニヴァース(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)が、約1年1カ月ぶりのGI 制覇を目指します。同馬は、ダービー優勝後、約10カ月ぶりの実戦となった日経賞(GII)で戦列に復帰(6着)。天皇賞(春)に進むプランもありましたが、脚部の状態を考慮し、春の目標を宝塚記念1本に定めました。4歳馬は、宝塚記念で過去50回中30勝を挙げていますが、昨年、世代の頂点を極めたロジユニヴァースは、再び栄光を手にすることができるかどうか。ちなみに、現在、南アフリカ共和国では、サッカー・ワールドカップが開催中ですが、同大会開催年の宝塚記念では、1986年から4歳馬が6連勝を記録しています。


ピックアップレース 2010. 3.27 日経賞(GII) 6着
2009. 5.31 日本ダービー(GI) 1着


前走パドック 2010. 3.27 日経賞(GII) 6着

直前追い切り 6.23 栗東

関係者インタビュー 萩原清調教師
 

アーネストリー

牡5歳 栗東 佐々木晶三厩舎 父:グラスワンダー 母:レットルダムール

グラスワンダー産駒のアーネストリー(牡5歳、栗東・佐々木晶三厩舎)には、「母エイトクラウン=子ナオキ」以来となる宝塚記念親子制覇がかかります。アーネストリーは、デビュー戦で“後のオークス馬”トールポピーを破りましたが、骨膜炎などの影響で順調さを欠き、3歳春は1戦(500万下=3着)のみに終わりました。しかし、復帰後は堅実な成績を残しており、現在はアルゼンチン共和国杯(GII)2着→中日新聞杯(GIII)1着→金鯱賞(GII)1着と、重賞で3連続連対中。ファン投票では26位に支持されました。父グラスワンダーは、1999年にスペシャルウィークに3馬身の差をつけ優勝していますが、さて、アーネストリーも父に続くことができるかどうか。


ピックアップレース 2010. 5.29 金鯱賞(GII) 1着

前走パドック 2010. 5.29 金鯱賞(GII) 1着

直前追い切り 6.23 栗東
 

フォゲッタブル

牡4歳 栗東 池江泰郎厩舎 父:ダンスインザダーク 母:エアグルーヴ

フォゲッタブル(牡4歳、栗東・池江泰郎厩舎)が、天皇賞(春)のリベンジを狙います。同馬は前走の天皇賞で1番人気に支持されましたが、ジャガーメイルから1.6秒差の6着に敗れました。これまでの宝塚記念では、1961年シーザー、1974年ハイセイコー、1993年メジロマックイーンの3頭が、“春の盾1番人気→敗退”の雪辱を果たしています。さて、フォゲッタブルは4度目のGI 挑戦で、初の栄冠を手にすることができるかどうか。なお、フォゲッタブルの母エアグルーヴは、1998年の宝塚記念で3着、姉アドマイヤグルーヴも、2005年に8着に敗れており、同馬には母と姉の雪辱もかかります。また、フォゲッタブルを管理する池江泰郎師は、来年2月末で定年を迎えますが、多くのトップホースを育てており、ファン投票選出レースである宝塚記念の出走回数は、歴代最多タイの16回を数えます。


ピックアップレース 2010. 2.14 ダイヤモンドS(GIII) 1着

前走パドック 2010. 5. 2 天皇賞(春)(GI) 6着

直前追い切り 6.23 栗東
 

・NEWS&TOPICS

調教映像

特別競走登録馬を中心に追い切り当日(水曜・木曜日)に公開。
また調教バックナンバーもご覧いただけます。
調教映像はこちら
宝塚記念登録馬の1週前追い切り

プレイバック

過去のレース動画はこちら

GI 特集バックナンバー

過去のGI 特集はこちら



JRAレーシングビュアー対するご意見・ご要望をお寄せください



本サイトに掲載しております情報は万全を期しておりますが、必ずJRA発表のものと照合し確認してください。なお掲載しております出走予定馬・騎乗予定騎手は2010年6月20日現在の情報に基づいて制作しております。
パドック映像はJRA主催レースのみとなります、地方・海外レースの映像はありませんのでご了承ください。