ドバイワールドカップデー特集 対談

ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメール

「2011年ドバイワールドカップを振り返って」 当日の朝、ヴィクトワールピサに角馬場をキャンターで乗った。ナイター競馬やタペタの馬場など、不安もあった。いつも良いスタートなのに、この日は出遅れてしまった・・・

ミルコ・デムーロ

「2006年ドバイシーマクラシックを振り返って」 その日は、スタートが速くてハナに立った。自分でもビックリした。ハーツクライ自身もテンションが高かった。ペースが遅くなったので、自分のペースで行きました。ラスト400メートルは長くいい脚を使いました・・・

クリストフ・ルメール

2011年 ドバイワールドカップ  ヴィクトワールピサ  M.デムーロ

ミルコ・デムーロ

1979年1月11日生まれ、37歳。イタリア出身。元騎手の父の下で育ち、94年に騎手免許を取得すると翌95年には見習い騎手リーディングに。その後、97年から00年まで4年連続でリーディングを獲得。99年に初来日すると、それから毎年、短期免許を取得。 03年にはネオユニヴァースとのコンビで皐月賞と日本ダービーを制覇。その後、ジャパンC(08年スクリーンヒーロー)、有馬記念(10年ヴィクトワールピサ)など、数々の大レースを優勝。海外でも11年にヴィクトワールピサでドバイワールドCを勝利するなど、日本馬とのコンビで大活躍。15年からは通年免許で日本で騎乗すると、ドゥラメンテで皐月賞と日本ダービーを制したのを始めGⅠを4勝。3月からの参戦にも関わらずリーディング3位となる118勝を記録。 今年も最初のGⅠフェブラリーSをモーニンで優勝した。2016年3月21日終了現在、JRA通算 3232戦518勝(うち重賞47勝)。

ミルコ・デムーロ騎手の主なGⅠ勝鞍

ジャパンカップ

スクリーンヒーロー

有馬記念

ヴィクトワールピサ

日本ダービー

ドゥラメンテ

朝日杯フューチュリティS

リオンディーズ

フェブラリーS

モーニン

2006年 ドバイシーマクラシック ハーツクライ  C.ルメール

クリストフ・ルメール

1979年5月20日生まれ、36歳。フランス出身 。父が元障害騎手ということで幼少時からアマチュアレースに騎乗。99年騎手免許取得。日本には02年に短期免許で来たのが最初。 05年の有馬記念ではハーツクライに騎乗し、無敗のディープインパクトに土をつける大仕事でJRA・GⅠ初制覇を飾ると、同馬とのコンビでドバイシーマクラシックも優勝した。 その後、ジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)を2勝(08年カネヒキリ、13年ベルシャザール)したり、ウオッカで09年のジャパンカップを制すなど、実績を残した。15年からは日本に居を移し、JRAの通年免許で騎乗。 4月からの騎乗にも関わらずリーディング4位となる112勝を挙げ、メジャーエンブレムで阪神ジュベナイルフィリーズを勝つなど、GⅠの舞台でも活躍してみせた。2016年3月21日終了現在、JRA通算 2747戦405勝(うち重賞30勝) 。

クリストフ・ルメール騎手の主なGⅠ勝鞍

有馬記念

ハーツクライ

エリザベス女王杯

リトルアマポーラ

ジャパンカップ

ウオッカ

ジャパンカップダート

ベルシャザール

阪神ジュベナイルフィリーズ

メジャーエンブレム