未来に語り継ぎたい名馬
日本馬初となる“世界一”の称号
ジャスタウェイ
2013年 天皇賞(秋)
2009年3月8日生 牡 鹿毛
父 ハーツクライ
母 シビル(父 Wild Again)
馬主/大和屋暁氏
調教師/須貝尚介(栗東)
生産牧場/(有)社台コーポレーション白老ファーム(北海道・浦河町)
通算成績/22戦6勝(うち海外2戦1勝)
主な勝ち鞍/14安田記念(GI)
14ドバイデューティフリー(GI)
13天皇賞・秋(GI) 14中山記念(GII)
12アーリントンC(GIII)
●レーティング世界一になり、国際的にみても名馬だと思う(40代・男性)
●天皇賞・秋で覚醒、マイル~中距離界最強です(40代・女性)
●ドバイでの勝利には鳥肌がたちました(20代・男性)
●世界を驚嘆させた衝撃の末脚は、まさに伝説!(20代・男性)
本格化してからの 4連勝はいずれも圧巻
2歳新馬戦を楽々と勝ち上がったものの、以後14戦は1勝・2着5回で勝ち鞍はアーリントンCのみ。
ところが4歳の秋に状況は一変、重賞4連勝をマークすることになる。しかも、必勝パターンに持ち込んだジェンティルドンナを並ぶ間もなく交わし去って4馬身突き放した天皇賞、先行抜け出しからアッサリと勝負を決めた中山記念、レコードタイムを大幅に縮めたうえ2着を6馬身以上も置き去りにしたドバイデューティフリー、極悪ともいえる不良馬場を力まかせに差し切った安田記念と、どのレースも印象に残る勝ちっぷり。中でもドバイデューティーフリーで見せたパフォーマンスは国際ハンデキャッパー会議において130ポンドの評価を与えられ、これは2014年度ロンジンワールドベストレースホースランキングの単独首位。日本馬として初となる“世界一”の称号を手にしたことは、記憶に新しい快挙である。
(文=谷川善久)