未来に語り継ぎたい名馬
名コンビで目覚めた才能
タップダンスシチー
2004年 宝塚記念
1997年3月16日生 牡 鹿毛
父 Pleasant Tap
母 All Dance(父 Northern Dancer)
馬主/(株)友駿ホースクラブ
調教師/佐々木晶三(栗東)
生産者/Echo Valley Horse Farm&Swettenham Stud(米国)
通算成績/42戦12勝(うち海外1戦0勝)
主な勝ち鞍/04宝塚記念(GI) 03ジャパンC(GI)
●佐藤哲三とのコンビが大好きでした(40代・男性)
●数々の感動をもらいました。超晩成型の逃げ馬として語り継ぐべき馬(30代・男性)
●勝った6歳のジャパンCもすごかったが、8歳のジャパンCを超ハイラップで逃げたのが印象的(20代・男性)
ジャパンCをGI 最大着差で優勝
重賞初勝利が5歳9月の朝日チャレンジCという晩成タイプ。佐藤哲三騎手とのコンビで逃げ、先行から強引に押し切る戦法を確立し、2003年のジャパンC、04年の宝塚記念とGI 2勝を挙げた。なかでもジャパンCでは重馬場を利して逃げると、直線では後続との差を広げる一方の強いレースぶりで2着に9馬身もの差をつけ、グレード制導入後のGI における最大着差での優勝記録を作った。
(文=三好達彦)