未来に語り継ぎたい名馬
ライバルを追い続けた“準主役”
ナリタトップロード
2002年 京都大賞典
1996年4月4日生 牡 栗毛
父 サッカーボーイ
母 フローラルマジック(父 Affirmed)
馬主/山路秀則氏
調教師/沖芳夫(栗東)
生産牧場/佐々木牧場(北海道・門別町)
通算成績/30戦8勝
主な勝ち鞍/99菊花賞(GI)
●ひたむきに走る姿が好きでした。いつまでも大好きです(40代・女性)
●渡辺騎手、沖調教師との関係がとても素敵でした(40代・女性)
●菊花賞は未だに忘れられません。完璧なレースでした。まさに、菊花賞を勝つために生まれてきた(30代・男性)
健気な走りでファンの支持を得る
1999年のクラシックロードを賑わし、日本ダービーは僅差の2着に敗れたものの、菊花賞ではテイエムオペラオーの猛追を交わして優勝を果たす。その後も阪神大賞典を連覇するなど、中長距離路線で長く活躍を続けた。菊花賞以降はビッグタイトルに手が届かなかったが、三度の天皇賞・春3着、ジャパンC3着、天皇賞・秋2着とGI でも善戦し、その健気な走りは多くのファンに支持された。
(文=三好達彦)