未来に語り継ぎたい名馬

勝利の咆哮高らかに
ジャングルポケット

ジャングルポケット

2000年 札幌3歳S

1998年5月7日生 牡 鹿毛
父 トニービン
母 ダンスチャーマー(父 Nureyev)
馬主/齊藤四方司氏→吉田勝己氏
調教師/渡辺栄(栗東)
生産牧場/ノーザンファーム(北海道・早来町)
通算成績/13戦5勝
主な勝ち鞍/01ジャパンC(GI) 01日本ダービー(GI)

●開放元年のダービーで見せた内国産の意地。ウイニングランでの姿は勝利の雄叫びにも見えた(20代・男性)
●東京での強さが際立った(30代・男性)
●ダービー馬が同年のジャパンCを勝ち、日本馬が強くなったことを国内外に示した(40代)

内国産3歳馬初のジャパンC制覇

 2001年、皐月賞を制したアグネスタキオンが故障で戦線離脱したのち、クラシック戦線の主役に推されると、持ち前の強靭な末脚を繰り出して日本ダービーを制覇。菊花賞は4着に敗れたが、勇躍臨んだジャパンCではテイエムオペラオーら強豪古馬陣を蹴散らして優勝。日本調教の3歳馬としてはエルコンドルパサーに次いで2頭目、内国産の3歳馬としては史上初の同レース制覇となった。
(文=三好達彦)

映像 日付 開催 R レース名 距離 芝・ダート 馬場状態 頭数 馬番 人気 着順 タイム 騎手 上り3F 1(2)着馬
2000. 9. 2 札幌 5 新馬 1800 8 6 5 1 1.52.0 千田輝彦 35.9 (タガノテイオー)
2000. 9.23 札幌 11 札幌3歳S 1800 13 7 5 1 1.49.6 千田輝彦 35.8 (タガノテイオー)
2000.12.23 阪神 11 ラジオたんぱ杯3歳S 2000 12 4 3 2 2.01.2 角田晃一 34.5 アグネスタキオン
2001. 2. 4 東京 11 共同通信杯 1800 12 8 1 1 1.47.9 角田晃一 34.8 (プレジオ)
2001. 4.15 中山 11 皐月賞 2000 18 1 2 3 2.00.6 角田晃一 35.3 アグネスタキオン
2001. 5.27 東京 9 日本ダービー 2400 18 18 1 1 2.27.0 角田晃一 35.6 (ダンツフレーム)
2001. 8.19 札幌 11 札幌記念 2000 9 7 1 3 2.00.5 角田晃一 34.6 エアエミネム
2001.10.21 京都 11 菊花賞 3000 15 13 1 4 3.07.6 角田晃一 34.2 マンハッタンカフェ
2001.11.25 東京 10 ジャパンカップ 2400 15 6 2 1 2.23.8 ペリエ 34.9 (テイエムオペラオー)
2002. 3.17 阪神 11 阪神大賞典 3000 9 8 2 2 3.08.2 小牧太 34.6 ナリタトップロード
2002. 4.28 京都 11 天皇賞(春) 3200 11 7 3 2 3.19.5 武豊 34.0 マンハッタンカフェ
2002.11.24 中山 10 ジャパンカップ 2200 16 10 3 5 2.12.5 武豊 35.3 ファルブラヴ
2002.12.22 中山 9 有馬記念 2500 14 9 3 7 2.33.9 藤田伸二 35.9 シンボリクリスエス

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