未来に語り継ぎたい名馬
ダート界の記録王
ヴァーミリアン
2007年 ジャパンカップダート
2002年4月10日生 牡 黒鹿毛
父 エルコンドルパサー
母 スカーレットレディ(父 サンデーサイレンス)
馬主/(有)サンデーレーシング
調教師/石坂正(栗東)
生産牧場/ノーザンファーム(北海道・早来町)
通算成績/34戦15勝(うち地方13戦10勝、海外2戦0勝)
主な勝ち鞍/07・10川崎記念(JpnI)
07・08・09JBCクラシック(JpnI)
09帝王賞(JpnI)
08フェブラリーS(GI)
07東京大賞典(JpnI)
07ジャパンCダート(GI)
●全盛期のダートでの力強い走りが印象に残ってます(30代・男性)
●3歳春の時点では、後にダート王者になるなんて予想不可能(20代・男性)
●7年連続重賞勝ち、G(Jpn)I 9勝、ダート獲得賞金1位…まさに記録のデパートや~!(40代・男性)
ダートへ照準を絞って素質開花
ラジオたんぱ杯2歳Sを制するなど、デビュー当初は芝を使われたが、3歳秋にダートへ照準を絞って素質が大きく開花。2005年から10年にかけて、ダート重賞12勝という目覚ましい成績を残した。そのうちG(Jpn)I タイトルは9つあり、ジャパンCダート、フェブラリーS、東京大賞典、帝王賞を各1勝、川崎記念2勝、JBCクラシック3勝を挙げている。G(Jpn)I 9勝は史上最多勝タイ記録だ。
(文=三好達彦)