未来に語り継ぎたい名馬
希望という名の砂王者
エスポワールシチー
2010年 フェブラリーS
2005年4月22日生 牡 栗毛
父 ゴールドアリュール
母 エミネントシチー(父 ブライアンズタイム)
馬主/(株)友駿ホースクラブ
調教師/安達昭夫(栗東)
生産牧場/幾千世牧場(北海道・門別町)
通算成績/40戦17勝(うち地方14戦8勝、海外1戦0勝)
主な勝ち鞍/13JBCスプリント(JpnI) 09・12・13マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI) 09・10・12かしわ記念(JpnI) 10フェブラリーS(GI) 09ジャパンCダート(GI)
●一口馬主としてたくさんの希望・夢を与えてくれた心からの名馬(60代・男性)
●「希望」という名の馬が、希望の見えない時代に全国各地で希望を与える走りをしました(40代・男性)
●人と馬の繋がりの凄さと素晴らしさを教えてくれた(30代・男性)
8歳までタフに走り重賞12勝
3歳の春に芝でデビューしたものの頭打ちに。8月末にダートへ矛先を向けると快進撃を開始、4連勝でオープンを勝つ。2009年のマーチSで重賞初制覇を収めると、そこから、かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯、ジャパンCダート、年が替わってフェブラリーS、再びかしわ記念とG(Jpn)Iを5連勝した。その後も8歳までタフに走り続け、重賞12勝、うちG(Jpn)I 9勝を記録した。
(文=三好達彦)