2006年第51回優勝馬
ディープインパクトDeep Impact
第51回 2006年12月24日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ディープインパクト |
牡4 |
武 豊 |
2:31.9 |
1 |
2 |
ポップロック |
牡5 |
O.ペリエ |
3 |
6 |
3 |
ダイワメジャー |
牡5 |
安藤勝己 |
3/4 |
3 |
4 |
ドリームパスポート |
牡3 |
内田博幸 |
ハナ |
2 |
5 |
メイショウサムソン |
牡3 |
石橋 守 |
1 1/4 |
4 |
日本競馬の至宝がラストランで“飛んだ”。前年に史上2頭目となる無敗の三冠馬となったディープインパクト。この年の秋は凱旋門賞に出走するも失格。続くジャパンCを圧勝して名誉挽回し、引退レースとして有馬記念の舞台に登場した。道中はいつものように後方。最終コーナーで武豊騎手がゴーサインを送ると、馬群の外を駆け上がっていく。最後は2着に3馬身差をつけてさっそうとゴールを駆け抜けた。
2007年第52回優勝馬
マツリダゴッホMatsurida Gogh
第52回 2007年12月23日 中山 晴・稍重
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
マツリダゴッホ |
牡4 |
蛯名正義 |
2:33.6 |
9 |
2 |
ダイワスカーレット |
牝3 |
安藤勝己 |
1 1/4 |
5 |
3 |
ダイワメジャー |
牡6 |
M.デムーロ |
2 1/2 |
6 |
4 |
ロックドゥカンブ |
牡3 |
M.キネーン |
クビ |
4 |
5 |
ポップロック |
牡6 |
O.ペリエ |
1 1/4 |
2 |
コース巧者の伏兵が波乱を巻き起こした。ここまで中山では重賞2勝を含めて7戦4勝、2着1回、3着1回という成績を残していたマツリダゴッホ。好スタートを切って3~4番手の内で脚をためる。4コーナーで内から一気に抜け出して後続を突き放し、ダイワスカーレットとダイワメジャーの追撃を振り切って先頭でゴール。単勝オッズ52.3倍の9番人気馬が得意の舞台で初のGⅠタイトルをつかんだ。
2008年第53回優勝馬
ダイワスカーレットDaiwa Scarlet
第53回 2008年12月28日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ダイワスカーレット |
牝4 |
安藤勝己 |
2:31.5 |
1 |
2 |
アドマイヤモナーク |
牡7 |
川田将雅 |
1 3/4 |
14 |
3 |
エアシェイディ |
牡7 |
後藤浩輝 |
3/4 |
10 |
4 |
ドリームジャーニー |
牡4 |
池添謙一 |
ハナ |
7 |
5 |
スクリーンヒーロー |
牡4 |
M.デムーロ |
クビ |
3 |
稀代の名牝が実力を遺憾なく発揮して逃げ切った。前走の天皇賞・秋ではレース史上に残る激闘の末、ウオッカにハナ差およばなかったダイワスカーレット。13番枠スタートから楽に先手をとって軽快に飛ばし、後続を引き付けながらレースを先導。最後の直線でスパートに入ると、ライバルたちとの差は広がる。1度も先頭を譲ることなく1番人気の支持に応え、牝馬としては37年ぶりの優勝を果たした。
2009年第54回優勝馬
ドリームジャーニーDream Journey
第54回 2009年12月27日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ドリームジャーニー |
牡5 |
池添謙一 |
2:30.0 |
2 |
2 |
ブエナビスタ |
牝3 |
横山典弘 |
1/2 |
1 |
3 |
エアシェイディ |
牡8 |
後藤浩輝 |
4 |
11 |
4 |
フォゲッタブル |
牡3 |
C.ルメール |
アタマ |
4 |
5 |
マイネルキッツ |
牡6 |
三浦皇成 |
2 1/2 |
12 |
上半期のグランプリホースが再び夢を運んだ。この年の宝塚記念に勝利したものの、その後の2戦は勝ち星から離れていたドリームジャーニー。それでもファンは3歳牝馬ブエナビスタに次ぐ2番人気に推し、古馬のエース格と見ていた。後方でじっと脚をため、最後の直線で先に抜け出したブエナビスタに外から襲い掛かる。馬を信じて乗ったという池添謙一騎手は、左手を上げてスタンドの歓声に応えた。
2010年第55回優勝馬
ヴィクトワールピサVictoire Pisa
第55回 2010年12月26日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ヴィクトワールピサ |
牡3 |
M.デムーロ |
2:32.6 |
2 |
2 |
ブエナビスタ |
牝4 |
C.スミヨン |
ハナ |
1 |
3 |
トゥザグローリー |
牡3 |
C.ウィリアムズ |
クビ |
14 |
4 |
ペルーサ |
牡3 |
安藤勝己 |
3/4 |
3 |
5 |
トーセンジョーダン |
牡4 |
三浦皇成 |
1 1/2 |
7 |
世界を経験した3歳馬が大接戦をものにした。この年の皐月賞を制し、秋は日本の3歳馬として初めて凱旋門賞に臨んだヴィクトワールピサ。帰国初戦のジャパンC3着を経て有馬記念に出走してきた。2周目3コーナーでは早くも2番手。余力十分に直線を向き早め先頭に立ったところに、ブエナビスタが後方からものすごい勢いで迫ってくる。激戦は長い写真判定にもつれ込んだが、皐月賞馬の粘りがハナ差まさった。
2011年第56回優勝馬
オルフェーヴルOrfevre
第56回 2011年12月25日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
オルフェーヴル |
牡3 |
池添謙一 |
2:36.0 |
1 |
2 |
エイシンフラッシュ |
牡4 |
C.ルメール |
3/4 |
7 |
3 |
トゥザグローリー |
牡4 |
福永祐一 |
クビ |
9 |
4 |
ルーラーシップ |
牡4 |
I.メンディザバル |
3/4 |
11 |
5 |
トーセンジョーダン |
牡5 |
C.ウィリアムズ |
クビ |
3 |
黄金色の三冠馬が現役最強の座に就いた。デビュー勝ち後はなかなか2勝目を挙げられなかったものの、スプリングSからは破竹の5連勝で史上7頭目の三冠馬となったオルフェーヴル。迎えた有馬記念は古馬との初対決となった。14秒台のラップも刻まれるスローペースのなかで後方待機。2周目3コーナー過ぎから外を回って進出すると、力強い足取りで古馬勢を封じた。熱戦が終わると、いつの間にか雪が舞っていた。
2012年第57回優勝馬
ゴールドシップGold Ship
第57回 2012年12月23日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ゴールドシップ |
牡3 |
内田博幸 |
2:31.9 |
1 |
2 |
オーシャンブルー |
牡4 |
C.ルメール |
1 1/2 |
10 |
3 |
ルーラーシップ |
牡5 |
C.ウィリアムズ |
クビ |
2 |
4 |
エイシンフラッシュ |
牡5 |
三浦皇成 |
1 1/2 |
3 |
5 |
スカイディグニティ |
牡3 |
C.スミヨン |
1/2 |
7 |
“白い怪物”が豪快にロングスパートを決めた。皐月賞ではただ1頭内を回り、菊花賞では残り1000㍍から仕掛けて二冠を手にしたゴールドシップ。古馬初対戦となった有馬記念ではスタートが決まらず最後方からのレースとなる。動いたのは2周目の向正面。内田博幸騎手が外に持ち出すと、内の馬を次々と抜いていく。4コーナーでは中団まで押し上げ、直線でさらに脚を伸ばして先頭でゴールした。
2013年第58回優勝馬
オルフェーヴルOrfevre
第58回 2013年12月22日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
オルフェーヴル |
牡5 |
池添謙一 |
2:32.3 |
1 |
2 |
ウインバリアシオン |
牡5 |
岩田康誠 |
8 |
4 |
3 |
ゴールドシップ |
牡4 |
R.ムーア |
1 1/2 |
2 |
4 |
ラブイズブーシェ |
牡4 |
武 豊 |
2 1/2 |
12 |
5 |
タマモベストプレイ |
牡3 |
和田竜二 |
クビ |
16 |
“黄金伝説”が圧巻の勝利で完結した。古馬となってからは2度の凱旋門賞2着を経験したオルフェーヴル。世界の頂点には立てなかったものの、多くのファンを魅了してきた個性派が引退レースとして有馬記念に臨んできた。2周目3コーナーから進出を開始すると、余裕の手ごたえで4コーナーで早くも先頭に並びかける。その勢いは直線でさらに増し、8馬身差の勝利で引退の花道を飾った。
2014年第59回優勝馬
ジェンティルドンナGentildonna
第59回 2014年12月28日 中山 晴・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ジェンティルドンナ |
牝5 |
戸崎圭太 |
2:35.3 |
4 |
2 |
トゥザワールド |
牡3 |
W.ビュイック |
3/4 |
9 |
3 |
ゴールドシップ |
牡5 |
岩田康誠 |
ハナ |
1 |
4 |
ジャスタウェイ |
牡5 |
福永祐一 |
クビ |
3 |
5 |
エピファネイア |
牡4 |
川田将雅 |
ハナ |
2 |
数々のタイトルを手にしてきた貴婦人が有終の美を飾った。牝馬三冠、ジャパンC連覇、海外GⅠ制覇と華々しい実績を積み上げながらも、3連覇のかかるジャパンCでは不完全燃焼な結果に終わったジェンティルドンナ。有馬記念はラストラン。3番手の好位置をキープしてレースを進め、先に抜け出したエピファネイアを捉える。追い込んでくる後続も抑えて、7度目のGⅠ制覇で競走生活にピリオドを打った。
2015年第60回優勝馬
ゴールドアクターGold Actor
第60回 2015年12月27日 中山 曇・良
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着順 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
タイム |
単勝人気 |
1 |
ゴールドアクター |
牡4 |
吉田隼人 |
2:33.0 |
8 |
2 |
サウンズオブアース |
牡4 |
M.デムーロ |
クビ |
5 |
3 |
キタサンブラック |
牡3 |
横山典弘 |
3/4 |
4 |
4 |
マリアライト |
牝4 |
蛯名正義 |
アタマ |
12 |
5 |
ラブリーデイ |
牡5 |
川田将雅 |
1/2 |
2 |
遅れてきた大物が初のGⅠタイトルを手にした。前年の菊花賞3着後に長期の休養を挟み、この年の夏に復帰してからは1000万下特別、1600万下特別、アルゼンチン共和国杯と3連勝していたゴールドアクター。絶好のスタートを切ると3番手に控え、前を見ながら勝負の時を窺う。迎えた直線、坂を駆け上がりながら先頭に躍り出ると後続の追撃も振り切り、GⅠ初制覇となった吉田隼人騎手の手が上がった。