レースのみどころ

　今週京都競馬場ではクラシック最終戦、菊花賞が行われます。“皐月賞馬＆ダービー馬”不在により混戦ムードとなっています。
　皐月賞２着、ダービー３着と惜敗続きのヴェロックス(牡、栗東・中内田充正厩舎)は、悲願のクラシック制覇を目指します。
　神戸新聞杯３着のワールドプレミア(牡、栗東・友道康夫厩舎)、セントライト記念２着のサトノルークス(牡、栗東・池江泰寿厩舎)、京都新聞杯を制したレッドジェニアル(牡、栗東・高橋義忠厩舎)の走りにも注目です。
　昨年17年ぶりに優勝した関東勢は、重賞２勝馬のニシノデイジー(牡、美浦・高木登厩舎)、セントライト記念３着のザダル(牡、美浦・大竹正博厩舎)、阿賀野川特別を５馬身差で圧勝したホウオウサーベル(牡、美浦・奥村武厩舎)、阿寒湖特別を豪快に差し切ったヒシゲッコウ(牡、美浦・堀宣行厩舎)など７頭が登録しています。
　節目を迎える第80回菊花賞、最後の一冠を手にするのはどの馬でしょうか。